シワ・シミ、そばかす対策、美白のために使用する日焼け止め。スプレーによるものやクリーム、ジェルなど様々なタイプのものがあり、悩みますよね。
そこで今回は最新の日焼け止めについてご紹介していきます。
ご購入の際はぜひ参考にしてください!
SPFとPA
まずは、日焼け止めを購入するときパッケージに書いてある「SPF」と「PA」という表示。「肌を焼きたくない!」「シミをとにかく予防したい!」と、数値だけで選んでしまうと逆に肌に負担をかけてしまう可能性があります。
自分の生活シーンに合わせて、正しく効果的に使用して、紫外線対策を行いましょう。
SPFとは
「Sun Protection Factor」の略で、UV-B(日焼けによる肌の赤み、シミや色素沈着の元となるもの)をカットすることができる時間を示しています。
SPF1は約20分間を基準としています。
例)SPF20→約20分間×20=6時間30分
SPF50→約20分間×50=16時間30分
SPF50+はSPF50よりも効果が高いことを示します
PAとは
「Protection Grade of UVA」の略で、UV-A(シワ・たるみの元となるもの)のカット力です。そのカット力の強さは+(プラス)で表示され、「+」が多いほどカット力が高まり、「PA++++」が最強です。紫外線の90%以上がUV-Aであり、雲や窓ガラスを通過するので、室内でも注意が必要となります。
UV-A、UV-Bは1年中降り注いでいるので、季節や天候を問わずにこまめに日焼け対策を行うのが望ましいです
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤
日焼け止めは「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類に大別できます。
- 紫外線散乱剤は、肌表面で紫外線を鏡のように反射・散乱させて、日焼けを防ぐものです。
- 紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変化させて、紫外線を放出し日焼けを防ぐものです。
紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こすので、敏感肌の方や赤ちゃんには紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)のものを使うと肌への負担が軽減できます。
テクスチャーで選ぶ
日焼け止めは、クリーム・ミルク・ジェル・ローション・スプレー・パウダー・スティックの7タイプのテクスチャーがあります
クリームタイプ
クリームタイプは、保湿力が高くしっとりとしているのが特徴。肌へのフィット感も高く、汗や水に強いウォータープルーフの商品が多くあります。
ただ、他のタイプと比較すると伸びが悪いのが、デメリットです。
ミルクタイプ
ミルクタイプは肌馴染みがよく、程よい保湿感があるのが特徴。ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)の商品が多く肌に優しいため、敏感肌の人や赤ちゃんに適しています。
ジェルタイプ
ジェルタイプはさらっとみずみずしく、よく伸びるので全身に塗りやすいのが特徴。ベタつきが気になる方にはおすすめです。
ただし、商品によってはケミカル(紫外線吸収剤)が含まれていることがあり、肌が弱い方は購入前に確認しましょう。また、汗や水に弱く他のタイプと比べ、こまめな塗り直しをする必要があります。
ローションタイプ
ローションタイプは、液状のものが多いため伸びがよく、男性や日焼け止めを嫌がる子どもにも違和感が少なく、使いやすいのが特徴。また、洗顔やボディーソープで落とすことができる商品が多く、肌への負担を軽減できます。
しかし、耐水性が低いこと、紫外線防止成分が少ない商品が多くSPFやPA値が低いことから海や山などのレジャーには向いていないと言えます。
スプレー•パウダー•スティックタイプ
これらはどれも持ち運びに便利で、手を汚さずに簡単に紫外線対策ができるのが特徴。
スプレー•パウダータイプは、メイクの上に重ねられるのが魅力的。特にスプレータイプは頭皮の紫外線対策に向いています。
スティックタイプは、塗り忘れが多い耳の裏やうなじなどピンポイントにササッと塗れるのが魅力です。
ただ、SPF•PA値が高くても紫外線を通しやすいため、顔や身体にはクリームやミルクなどと併用するのがおすすめです。
日焼け止めのおすすめ5選!!
「様々なタイプがあってどれがいいかわからない」「人気の商品からまずは使ってみたい」という方におすすめ商品を紹介していきます。
口コミや先程紹介した、様々なテクスチャータイプのどれに分類されるのかを合わせて紹介していくので、参考にしてみてください!
ラロッシュポゼ:UVイデア XL プロテクション トーンアップ
◎柔らかいミルクのようなクリームタイプ
- LIPSベストコスメ2021殿堂入り、@コスメベスト化粧下地1位,3位など数々のベストコスメ賞を受賞
- SPF50+ PA++++,花粉をブロック
- うるおいを与えながらトーンアップしたい方、乾燥肌の方におすすめ
- 低刺激設計※で敏感肌の方にも〇
- 3色展開となっており、それぞれの肌悩みをカバーできる
※すべての人に皮膚刺激がおきないわけではありません(HPより)
ALLIE(アリィー):エクストラ UVジェル
◎ジェルタイプ
- 汗・水に強いスーパーウォータープルーフ
- マスク・タオルなどの摩擦に強いフリクションプルーフが採用されており、スポーツやレジャーなどのアウトドアにも○
- SPF50+ PA++++,PM2.5や花粉をブロック
- 美容液成分配合 ヒアルロン酸Na : 保湿・保水機能が高く、肌のバリア機能向上、肌をプルっとさせ弾力をもたらす成分
- 環境に配慮した容器・パッケージ素材を使用、ビーチフレンドリー※処方
※一部の国・地域・ビーチでは特定の成分が含まれる日焼け止めの使用は規制されている。
ビーチフレンドリー処方とはこの規制に配慮した設計
アネッサ:パーフェクトUV スキンケアミルク
◎ミルクタイプ
- 植物由来の保湿&美肌成分が50%配合されUVからの乾燥を防ぎ、乾燥肌の方におすすめ
- 汗や水、空気中の水分に反応し、UVブロック膜が強くなるオートブースター技術を開発しておりシミ・そばかす対策重視の方にも〇
- 80分間にわたる耐水性テストをクリアしたスーパーウォータープルーフ
- SPF50+ PA++++
- 石けんやボディソープでOFF可能
&Be:UVミルク
◎ミルクタイプ
- 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)で、SPF50+ PA++++
- 紫外線吸収剤、石油系界面活性剤、鉱物油、エタノール、タール系色素、合成香料、合成酸化防止剤、旧指定表示成分不使用であり、敏感肌の方やお子様にもおすすめ
- 自分の肌に合わせて選べる2色展開となっており、微細パールによってトーンアップ・つや肌を実現
- 環境ストレスや紫外線による肌荒れ、乾燥ダメージを防ぐ成分が配合
- 石けんやボディソープでOFF可能
スキンアクア(SKIN AQUA):トーンアップUV エッセンス ラベンダー
◎クリームタイプ
- ラベンダーカラーで血色感、透明感のある色白素肌に見せたい方におすすめ
- 日光や光を反射して立体的にツヤめく微細なストロボパールを搭載
- ヒアルロン酸Na、ビタミンC誘導体、ピュアニュアンスコンプレックスといった保湿成分が配合
- SPF50+ PA++++ スーパーウォータープルーフ
- 石けんでOFF可能
まとめ
今回は日焼け止めのタイプや商品の特徴について紹介しました。
紹介したおすすめ商品にはそれぞれ特徴があるので、自分に合った最適なものを選んでみてください。
これからの季節、日焼け止めは使用頻度が高いアイテムなので、自分のライフスタイルに合う商品を見つけていきましょう。